第81回東京インターナショナルギフトショー2016春において、株式会社SYNCならびに株式会社アンドアールのブースデザインをさせていただきました。
アパレルと雑貨をそれぞれ扱う両社は協力関係にあり、偶然にもブースが隣り合わせになったため、両社の個性を活かしながら共通のトーン&マナーを持った「別々なんだけど、繋がっている」ブースデザインを目指しました。
展示構成や商品は異なるものの、両社のブースとも輸送用コンテナを積み上げて、ユニットで分解・移動出来るようにし、その上に水道管を組み合わせて、フレームを組んでいます。これにより、展示品の持ち運びに便利なだけでなく、今後の別会場での展示や催事などにも再利用することが可能となりました。
SYNCブースはサーフィンやビーチがテーマなので、ペパーミントグリーンの壁や、ビーチの鉄製フェンスをイメージして商品を掛けられるハンガーフレームが特徴です。
一方で「SHIBUYA CROSSINNG」ブランドを展開するアンドアールのブースは、横断歩道の黒と白を基調とし、渋谷のスクランブル交差点の斜めに伸びた横断歩道を表現しています。
両ブースの水道管は壁を跨いで繋がっており、構造的にも両ブースのハンガーフレームを支え合うカタチになっています。また、極太水道管を駅の柱に見たてて「駅名標ペンケース」を展示したり、歯ブラシを利用した商品フックなど、ディテールにも面白要素を加えました。
おかげさまでたくさんのお客様から、「ギフトショーの中でここがいちばん面白い」との声をいただきました。
・クライアント:株式会社SYNC、株式会社アンドアール
・ブースデザイン/設計:isawadesign
・施工:サン・サイン
・会期:2016年2月3日〜5日